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「光老化」とサンスクリーン剤🌞

2020年10月16日
すっかり秋めいて過ごしやすくなってきました
この頃は日傘をさしている方もほとんど見かけなくなりました。
でもみなさん!油断は禁物です
秋も冬もUVケア、ちゃんと毎日続けていますか???
紫外線は365日降り注いでいます

「光老化」という言葉を知っていますか?
紫外線は、ビタミンDを生成して骨を丈夫にしたり、皮膚疾患の治療にも使われたり有用な面もありますが、長時間無防備に浴びると、「しみ・シワ・たるみ」の原因になったり、「皮膚ガン」の発症リスクも高めます。

下の写真、よく見かける写真です。
トラック運転手の男性で、28年間窓ガラス越しに紫外線を浴び続けていたために、左側のみシワが深くごわごわと硬い皮膚になってしまっています。

紫外線の中でも、UVAは、地表に届く紫外線の95%を占めます。
UVAは、曇りやガラスも通り抜けるので、家の中でも窓際のガラス越しや、自動車の窓ガラス越しにお肌に届いてしまうのです。コラーゲンやエラスチン(弾性繊維)が変性し、ヒアルロン酸の産生を減らし、しわやたるみの原因となります。
UVBは、地表に届く紫外線の5%ですが、お肌の表面で吸収され、日焼け(赤くなる)やしみ、皮膚ガンの原因になります。さらに、近赤外線(NIR)やブルーライトなどの可視光線などもしわの原因になると言われています。
怖いですね

冬にはUVBは夏場の5分の1程度に減りますが、UVAの量はほとんど変わりません。
* 秋になっても日焼け止めクリームは毎日塗っていますか?
* 充分な量がぬれていますか?
* 2〜3時間ごとに塗り直していますか?
* 首や耳、手にもきちんと塗っていますか?

日本香粧品学会や日本皮膚科学会などが後援団体となり推進している「光老化啓発プロジェクト」で、日焼け止めを塗っているかアンケートを取った結果です。(2020年6月)

男性の多くは、日焼け止めを塗る習慣がないみたいです
最近では、男性も、しみやしわ、年齢イボのご相談にお見えになる方は多いです
女性はお化粧の下地などにもUVカット成分が含まれていたりするのでまだケアできますが、朝塗って夜までそのままということが多いですね。
SPF50を塗れば大丈夫でしょ?
PA++++だから大丈夫でしょ?
と思いますよね?

SPFは、UVB防止効果の指標で、何も塗らなかった場合に比べてUVBによる炎症をどれくらい長い時間防止できるか、という数値です。
つまり、日焼け止めを塗らないと10分で赤くなってしまう人が、SPF30の日焼け止めを塗ると300分まで赤くなりにくい、ということです。
PAは、UVAに対する防止効果を示す指標です。

スキンタイプや、場所、1日のうちの何時か、季節ごとの紫外線の強さ(UVインデックス0〜13+)などでその基準値は異なります。
紫外線情報については環境省のホームページでチェックできます。
10月15日の名古屋、昼12時ごろのUVインデックスは5ですね
まだまだこの時期でも、紫外線は中等度の強さがありますね。

汗で流れたり、手やマスクで擦れたりして取れてしまうので、やはり2〜3時間おきに、こまめな塗り直しが必要です。
またこれらは充分量の日焼け止めがお肌についている状態でその効果を出せるのです。
全顔にパール大2粒分が適量ですが、1回では塗りムラができるので、パール1粒分を1度塗って、さらにもう1粒分を重ねて塗るのがベスト
昼にお化粧の上から塗り直しにくければ、スプレータイプの日焼け止めをひと吹きするだけでも違います。

毎日毎日、しみ、しわのご相談をたくさん受けます。
手のしみは、顔よりも取れにくいです。
コロナ禍では手洗いも多いですし、手洗いをしたらハンドクリームと日焼け止めも塗りなおしましょう。
また、コロナ禍でマスクをするようになり日焼け止めを塗らない人が増えています。
マスクも紫外線を通しますし完全なケアができるわけではないので、マスクの下はすっぴんでも、日焼け止めは塗ったほうがいいですね

しみや年齢イボ(脂漏性角化症)はできてしまったらレーザーなどで取ればいいのですが、かたくごわごわした光老化のお肌はなかなか治せません
さらに皮膚ガン予防のためにも、毎日のUV対策、コツコツ努力が大事です。

「あすか皮フ科クリニック」でも、いろいろなお肌に対応した日焼け止めをお取り扱いする予定です
また紫外線に負けないお肌作りのためには、光老化を防ぐビタミンAをお肌に取り入れていくスキンケアがオススメですが、それらについてはまたご紹介します