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巻き爪と陥入爪⚡️

2020年11月26日

巻き爪陥入爪(かんにゅうそう)でお悩みの患者さまはたくさんいらっしゃいます

爪のまわりが腫れると痛くてつらいですよね
『爪が腫れて痛いです!再来週、修学旅行で歩くのでなんとかしたいです!』
『1日中立ち仕事で痛いです!』
といったご相談をよく受けます

 

巻き爪と陥入爪の違い

巻き爪は、爪の両側縁が曲がって丸くなる形態学的な変形のことです。

陥入爪は、爪の側縁が皮膚に刺さって炎症を起こした状態のことです。
爪の横に肉芽(にくげ)という出血しやすい赤い組織ができることもあります。
強い痛みを伴います

 

どうして巻き爪・陥入爪になるの?

巻き爪の原因

不適切な靴、皮膚疾患、外反母趾、歩行量の不足などにより巻き爪になります。

不適切な靴
ハイヒールや先端の窮屈な靴、大きすぎる靴などで慢性的に爪が圧迫されると巻き爪になります。

皮膚疾患 :足爪白癬、爪乾癬
外反母趾や末節骨の変形

歩行量の不足 :長期臥床や麻痺などによる歩行量の不足

 

陥入爪の原因

陥入爪の原因は主に深爪です。

深爪
私たちが歩く時、足の親指には体重の数倍の力がかかりますが爪にはこの力に抵抗する役割があります。

深爪の状態では、地面を蹴るときに受ける地面からの力に抵抗できず、指先の軟部組織が上方向に盛り上がります。
その軟部組織が爪を押して巻き爪になります。
また、その爪の端が皮膚に食い込み炎症が起きることで陥入爪になります。

その他、
激しい運動
窮屈な靴   なども陥入爪の原因や悪化因子になります。


大事なのは・・・


巻き爪の治療

形を変えるには、形状記憶合金のワイヤーを爪に通し矯正していく必要があります。

マチワイヤ法(自費診療)
爪にドリルで穴を開け、形状記憶合金ワイヤーを通して接着剤で固定します。
深爪の状態では治療できないため、爪が伸びてからの治療になります。

VHO式またはコレクティオなど(自費診療)
専用のワイヤーを爪縁に引っ掛け固定します。深爪の状態でも装着できます。



陥入爪の治療

テーピング法

軽症例に行います。方法を指導し、毎日自己処置していただきます。

コットンパッキング

皮膚に突き刺さっている爪の角にコットンを詰める方法です。

アクリル樹脂人工爪療法

爪の上にアクリル樹脂製の人工爪をつけ、爪が短いために生じる皮膚の盛り上がりを抑えたり、爪の食い込みを緩和したりします。

ガター法

皮膚に食い込んでいる爪の側縁に医療用のチューブを挿入し固定します。
爪と周囲の組織の間に隙間ができ炎症が緩和されます。

手術

局所麻酔をし、食い込んでいる爪棘を一部のみ切り取る爪母温存爪甲側縁楔状切除術を行うこともあります。

場合によっては爪母まで切り込み摘除し、爪母をフェノールで腐食させます。

 

あすか皮フ科クリニックでは上記のすべての治療法を行います

症状に合わせて内服外用療法、処置、爪の切り方指導まで、必要なケアを行います

爪のことでお困りでしたらご相談くださいね