名古屋市緑区の皮膚科、美容皮膚科

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低温やけどに要注意♨️

今日は特に風が冷たく、本当に寒い一日でした

最近、しもやけで来院される患者さまが増えています。

 

またこの時期気をつけたいのが低温やけどです

湯たんぽに足を当てたまま、または貼るカイロをつけたまま寝てしまって、やけどになってしまったと来院される方もいらっしゃいます。

低温やけどは、見た目より重症のことがあります

心地よく感じる程度の温度でも、皮膚の同じ部分に長時間接触していると、深く熱がこもり見た目より深い傷ができてしまいます。

44℃で3〜4時間46℃では30分〜1時間50℃では2〜3分で低温やけどになると言われています。

深い熱傷潰瘍ができてしまうと、治るまで1〜2ヶ月かそれ以上かかることも少なくありません

 

深い皮膚潰瘍ができてしまった場合、壊死組織を除去する外科的処置が必要になることもあります。
また、皮膚の状態を見ながら外用の種類を変えていきます


傷跡は残りますか?と聞かれますが、やはり深い傷の場合は瘢痕化してしまいます。

熱傷は深さで分類されます。


浅逹性2度熱傷(SDB)までは、外用療法でだいたいはもとの皮膚の状態へ戻ります。

低温やけどは、真皮深くまで傷の及ぶ深達性2度熱傷(DDB)か、皮下組織まで傷の及ぶ3度になることもあり、この場合は瘢痕治癒となります

 

湯たんぽや電気あんかは、寝る直前に布団から出しましょう。

電気毛布も寝る直前に温度を下げましょう。

貼るカイロを貼ったまま寝ないようにしましょう。

やけどができたら、早めに皮膚科を受診しましょう。

 

寒い日が続きます
やけどに気をつけながら、暖かくしてお過ごしください