あすくりのInstagramストーリーズで、もうご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
PRP療法の導入をします
PRP療法は『自分の細胞で自然な若返り』を目指す方法です
このほど、あすくりは、厚生労働省より「再生医療等提供医療機関」として認可を受けました
わたしは前職場でPRP療法の施術経験がありますが、施設として国の認可が必要な再生医療なので、申請をし、ついに認可がおりました
PRP療法ってご存知ですか?
PRPとは・・・
「Platelet Rich Plasma(多血小板血漿)」の略で、血液中の血小板を多く含んだ成分のことです。
血小板には止血や細胞を治す働きがあり、
血管新生、線維芽細胞活性化、コラーゲン産生させる様々な成長因子が含まれています。
採取した血液を専用の遠心分離機にかけ、血漿層と赤血球層に分離させます。
その中の血小板を多く含んだ成分(PRP)のみを抽出し、お悩み部分に注入いたします。
血小板の組織修復能力を利用して、シワや凹み・肌質などを改善し、美肌へ導きます
とっても魅力的なPRP療法ですが、2014年11月に施行された「再生医療等の安全性確保等に関する法律」では規制の対象となり、
国の認可を得ないと行えない「再生医療」のひとつになっています。
「再生医療」と聞くと、iPS細胞を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
iPS細胞は人工的に作成した、どんな細胞にも分化できる幹細胞ですが、
PRP療法は、体細胞、特に血液を利用した再生医療となります
2014年より施行された「再生医療等の安全性確保等に関する法律」により、
国の審査を受け、
安全性が担保された治療についてのみ、
許可された施設のみで、
許可された医師のみ
によって実施することが法律で義務付けられました
PRP療法は、「再生医療等提供計画」を作成して「再生医療等委員会」の意見を聞いた上で
地方厚生局に提出して認可を得ていなければ法律違反となる治療です。
実はこの申請が大変で、何十枚という申請書類の作成、施設の整備など、けっこう労力がいるのです
なので、どこの医療機関でも受けられる施術、ではないのです
PRP療法は、自分の血液中の血小板が持つ「成長因子」をつくり出す働きにより、皮膚の再生を促し、シワや肌質を改善していく治療法です。
患者さまご自身の血液を使用するので、副作用やリスクの心配がありません。
お肌の修復に合わせて治療効果が現れますので、1か月~2か月かけて徐々にその効果を実感していただけます。
PRP療法はこのような方におすすめです
目の下の凹みやちりめんじわが気になる
目の上のくぼみが気になる
口元の小じわが気になる
お肌にハリやツヤを出したい
ヒアルロン酸のようにいずれ吸収されてしまうものではなく、自分自身の肌組織を増やしたい
美容医療の他、PRP療法は、さまざまな怪我や病気の治療、歯科治療などにも用いられています
皮膚科領域では、難治性皮膚潰瘍の治療に使用されることもあります。
整形外科においては、大学病院やクリニックなどで、変形性膝関節症(中年から高齢者の膝の痛み)・関節炎などの一般的な疾病や、スポーツによる腱炎や靭帯損傷(野球肘・野球肩・アキレス腱炎など) や肉離れなどに対してPRP療法を行っています(自費診療)。
アメリカでは、スポーツ選手を中心に行われており、日本のプロ選手(田中将大選手・大谷翔平選手)も治療を受けたのをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね⚾️
本日は、全体ミーティングの後、PRP療法の勉強会と、デモを行いました
私は前職場での施術経験がありますので、スタッフ向けに説明をしてもらいました。
わたしも実際、右半顔(目の下、ほうれい線)に、かおり先生に施術してもらいました。
患者さまにご提供する治療は、実際わたしが体験していいと思ったものでないといけないですからね
右だけ施術して、左と変化を比べます
皆様にはもちろん両側に施術します。
11cc 採血をして、遠心分離にかけて、抽出した血小板たっぷりのPRPはこちら
細かくチクチクと注入していくので、直後は目の下、ほうれい線に針痕が少しできます。
午後の診察時はマスクの隙間から針痕がきっと見えていましたが、夜にはもうほとんど消えております。
また変化をご報告しますね〜
次回ブログでは、PRP療法についてもう少し、詳しく説明します
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全体ミーティング後に、スタッフのお誕生日会もしました🎁
今日のお誕生日会ケーキはこちら
うさぎのケーキが可愛かったです🐰