アラガン社の新しいヒアルロン酸製剤『ボライト』が厚生労働省の承認を取得し、このほど発売されることとなりました
あすくりでは、アラガン社のヒアルロン酸製剤のうち、
「ボリューマ」→ リフトアップ、こめかみ、額
「ボリフト」 → ほうれい線、マリオネットライン
「ボラックス」→ 顎、フェイスライン、隆鼻
のお取り扱いがあります。
（👇ヒアルロン酸注入についての過去のブログはこちら）
https://asuka-hifuka.com/2021/11/25/tftが大事です🌟ヒアルロン酸/
https://asuka-hifuka.com/2021/05/06/フェイスラインのたるみ💻webセミナー/
それぞれ、濃度や硬さの違いにより、リフトアップやボリュームアップ、成形など適した使用法や部位が異なり、同シリーズの中で使い分けをします。
いずれも、形を作ることを目的としたヒアルロン酸製剤ですが、
新発売されることになった「ボライト」は、
これまでのヒアルロン酸製剤とは異なり、
「肌質改善」を目的とした製剤です
ボライトXCの特徴
お肌の保水性（潤い）アップ
弾力性（ハリ）の改善
小じわの改善
など、肌質改善が長期に期待できる、新しいヒアルロン酸なのです
昨日は、ボライトについてのWEBセミナーがありましたので、診療後にしっかりお勉強しましたよ
「美肌治療」というと、レーザー治療や化粧品によるケアが多いですよね
IPLやレーザーでコラーゲンの生成を促したり、フラクショナルレーザーの創傷治癒過程でコラーゲン生成を促して毛穴やニキビ跡を改善させたり。
でも、ボライトの場合は、注入による刺激でコラーゲン生成を高めるだけではなく、ヒアルロン酸の保水力でお肌の中の方から輝く透明感を出すというところが違います
潤って、ハリが出て、小じわも改善ってすごくいいですね❣️
昨日のセミナーでは、なかなか治療の難しい、首の横じわにも有効だとのことでした。
首の横じわ、気になりますね
ヒアルロン酸は、たった1gで、６リットルもの水分を抱え込むことができると言われています
その特徴から、多くの化粧品には保湿成分として使われています🧴
しかし、薬事法で、化粧品に配合された成分が浸透するのは角質層までと定められています。
化粧品は表皮のみへのアプローチですが、
ヒアルロン酸注入では、真皮へのアプローチにより、
より肌の奥から潤いが改善します
このヒアルロン酸を皮膚のごく浅い皮内に注入する方法が、これまで
「水光注射」として施術されてきました
皮膚の浅い部分にヒアルロン酸を注入することで、お肌の水分量が増え、潤いと輝く透明感をもたらすのです
水光注射は１２〜１３年前くらいから韓国でとても流行し、今や日本でも人気の治療ですよね
しかし、水光注射で使用するヒアルロン酸は、浅いところに入れてもボコボコしないように、非架橋のヒアルロン酸を使用します。
非架橋のヒアルロン酸は約２週間〜１ヶ月で体内に吸収されてしまいます
架橋と非架橋について
架橋って何か？というと、ヒアルロン酸がすぐに吸収されてしまわないように、ヒアルロン酸の分子同士を結びつけ、吸収されにくい構造に加工してあるものです。
この架橋の程度によって、ヒアルロン酸の持続力や用途が変わるのです。
今回、新発売されるボライトは、他のジュビダームシリーズと同じ、架橋されたヒアルロン酸であるため、すぐには吸収されず、
１回の治療で保水力（潤い）の改善が、
最大９ヶ月持続するように設計されています
いい状態をキープするためには６ヶ月ごとの治療がオススメです。
毎月毎月水光注射を繰り返すより、ボライトは半年ごとのお手入れでいいというのは嬉しいですね
この新発売のヒアルロン酸「ボライト」、とっても良さそうなので、あすくりでも導入を検討いたします
また詳細が決まりましたらお知らせしますね〜