月曜日は全体ミーティングの日でした。
まず初めに、勉強会で
①酒さの外用薬「ロゼックスゲル」と、
②乾癬の治療薬「コセンティクス」について全員で学びました✏️
酒さとは・・・
主に頬や鼻などの顔面が赤くなる慢性炎症性の皮膚疾患です。
赤ら顔とともに、ニキビのような丘疹や膿疱を生じたり、ほてりやヒリヒリ感などを伴ったりすることがあります。
酒さの原因は不明ですが、遺伝的素因を背景に、外的刺激や微生物などが関与すると考えられています。
また、増悪因子として、日光や寒暖差、ストレスなどがあります。
その治療として、
① 外用薬 :ロゼックスゲル、アゼライン酸など
② 内服薬 :ミノマイシン、漢方など
③レーザー治療 :Vビーム、IPLなど
あすくりでは、上記のすべての治療が受けられます✨
今日はそのうちの、ロゼックスゲルのお話を聞きました。
とてもよく効くお薬で、当院では以前から自費で処方しておりましたが、
このほど5月末に保険適応となり、皆さまにさらに治療がご提供やすくなりました。
赤みやぶつぶつがあって、ニキビとは何か違う?とお悩みの患者さまは「酒さ」かもしれません。
どうぞご相談くださいね🏥
👇その他、酒さについては過去のブログもご覧ください。
https://asuka-hifuka.com/2022/05/27/酒さ治療薬:ロゼックスゲルが保険適応になりま/
また、もう1つスタッフ全員で学んだのは、「コセンティクス」
乾癬の生物学的製剤です。
実際には、自己注射の際は、お腹にグッと押し当てて打ちます。
ペン型なので、針も直接見えず使いやすい形状です。
乾癬とは・・・
頭皮やひじ、ひざなど、外から刺激を受けやすい部位に、ゴワゴワする、赤い、銀白色のかさぶたのようなものがくっついてボロボロはがれる皮膚疾患です。
軽症の患者さまは、塗り薬や内服などで治療を行います。
また、エキシマライトなどを併用することがあります。
しかし、一部の患者さまでは、こうした治療では十分な効果が見られない方もいらっしゃいます。
また、関節症性乾癬は関節破壊をきたしうるため、早期に生物学的製剤を導入する必要があります。
生物学的製剤の治療には慎重な管理が必要となるため、その導入は、日本皮膚科学会が認めた施設のみで開始することができます。
乾癬の研究はどんどん進んでおり、治療薬もかなり数がたくさんあります。
一部は自己注射ができる製剤があり、治療が安定してきた患者さまは通院頻度を減らすこともできるようになり、仕事をしながら治療を継続できるなど患者さまのQOLを改善することができます。
今日、勉強した「コセンティクス」もその自己注射のできる生物学的製剤の一つです。
当院は、藤田医科大学病院と病診連携を取っておりますので、生物学的製剤の維持療法として自己注射に移行された患者さまの受け入れを行っていきます。
こうした高度な治療もご対応しておりますので、なかなか治らない乾癬の症状がある方は、一度ご相談くださいね🏥
👇その他、乾癬については、過去のブログもご覧ください。
https://asuka-hifuka.com/2022/06/24/リモート面談💻杉浦教授と👨⚕%EF%B8%8F病診連携に/
今日のお弁当はこちら🍱
ご飯が華やかで見た目も綺麗✨
勉強会の後は、全体ミーティングで、1ヶ月の振り返りと業務改善について話し合いました。
日々、改善、改善で、居心地の良いクリニック作りを心がけております🍀
その後に、7月のお誕生日会💐
みんなで、幸せのおすそ分けでケーキをいただきました🎂
タヌキが可愛かったです🐱
わたしは、マンゴーケーキを食べました😋
しっかり休憩して、午後もしっかり診療しました!