名古屋市緑区の皮膚科、美容皮膚科

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あきラボに参加してきました🚅@大阪

昨日は日曜日ですが、PM17:00〜19:00まで大阪で行われた『あきラボ』に参加してきました🚅




前回は1月に新宿でのあきラボに参加しましたので、4ヶ月ぶりの参加です✏️


あきラボとは・・・
二子玉川のあきこクリニックの、田中亜希子先生が主催する勉強会です。
勉強会では、スレッドリフトやボトックス、肌治療から、目鼻口周りのオペまで、いろいろな症例の検討、ディスカッションをします。

日本の美容医療を良くしたいという思いのもと、クリニックの垣根を越えて、情報共有し、知識の底上げをしていくのが目的です。

あきこ先生は診療もしながら、テスリフトのトレーナーとして全国のクリニックで指導もされ、さらにこうした美容医療界の教育までこなされ、とても尊敬しております✨

私もあきラボのメンバーに入れていただいております💓




本日は、大阪での開催ということで、大阪・心斎橋のヤナガワクリニックの梁川先生もご講演されました🎤


先日の美容外科学会でも、梁川先生のご講演は会場に入りきらないくらいの聴講者で大盛況でしたし、少人数セミナーでじっくりお話を伺えるのはとても嬉しいです♬
今、美容治療で注目の、ECM製剤についてご講演されました。


みなさま、『肌育』ってご存知ですか?

しみを取るためにレーザー治療や光治療などをしても、お肌自体が健康的でないと、くすんだグレーっぽいお肌に見えるそうです。
例えば、荒れた土地に種を蒔いても育ちませんよね。
まずは土壌に肥料を与えて栄養たっぷりの土地にしてあげると、植物はすくすく育ちます🌱
それとお肌も同じで、表面の治療だけしても、綺麗な透明感のあるお肌にはならないのです💡💡

そこで大事なのが、ECM(細胞外マトリックス)を育てること💎

細胞外マトリックスとは、すべての組織、臓器中に存在する非細胞性の構成成分で、組織の分化、ホメオスタシス(恒常性)に必要とされる重要な働きを担っています。
ECMの構成成分は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、フィブロネクチンなど。
このECMが、お肌のハリ・弾力・潤いを保つのに重要です。



加齢した皮膚ではECM(細胞外マトリックス)が減少しています。
そこで、若々しいお肌作りのために、ECMを再構築するのが、今注目のECM製剤です。
架橋ヒアルロン酸のように組織を補充するというよりは、自分のお肌自体を育てるのが特徴です。


ECM製剤には色々ありますが、当院では、スネコスを取り扱っています💉

『スネコス』は、非架橋ヒアルロン酸と、6種のアミノ酸を主成分とする製剤です。
一般的なヒアルロン酸製剤は、ボリュームを出すために架橋(結合)されていますが、スネコスに配合されているヒアルロン酸は架橋されていないため、粘度が低くさらっとしています。
スネコスには、真皮の構成要素であるコラーゲンやエラスチンなどからなる『ECM(細胞外マトリックス)』を再構築して、お肌の再生を促進する働きがあります。
ターンオーバーを改善し透明感のあるお肌へと導きます。

私も以前、デモで、スネコスを目の下の小じわに注入しましたよ👀
ハリが出て、透明感も出るしいい感じです✨


今回のご講演をお聞きして、ECM製剤の使い分けを学び、その良さを改めて感じました。


やながわ先生と💕



続きまして、あきこ先生のご講演です。



スレッドリフトやヒアルロン酸注入のテクニックについてお話しされました。
目の上の凹み、目の下の凹み、涙袋、手背のやせに対しての注入テクニックを教えてくださいました。
長年のご経験から編み出されるテクニックはなかなかお聞きできるものではないので、大変勉強になりました。

その後の質問タイムで、わたしもいくつか質問させていただいたり、活発な議論が続き、あっという間の2時間でした。


あきこ先生と💓


最後に全員集合写真📷
美容医療業界ではご高名な先生方とお写真撮れて嬉しいです😊


知り合いの愛知県クリニックの先生達と📷
みんな名大医局の同門です。


左からわたし
はんだ白雪皮フ科の横田先生
マリポサビューティークリニックの香菜先生
かおり先生


今日もとても学びの多い時間で、参加させていただき本当によかったです😊

間違った美容治療で悲しむ人が出ないように、全ての人が笑顔で輝くために、私たち医療者は常に勉強し続けなければならないと、改めて実感しました✏️