ニキビ治療🧴社外講師をしました😊

あすくりは、保険診療においては
「にきび」と「アトピー性皮膚炎」の治療に力を入れています✊

当院には、毎日40〜50人くらいのニキビ患者さまがいらっしゃいます。
ちょっと使いづらい「面ぽう治療薬」を積極的に処方しており、数多くの患者さまが頑張って治療を継続してくださっています。
徐々にニキビの新生がなくなり、落ち着いていく方がほとんどです💡

そんな当院のニキビ治療について講演のご依頼をいただき、木曜日１８：００〜１９：００まで、マルホ株式会社様で社外講師としてお話しさせていただきました。

お話ししたいことがたくさんあり、１時間ノンストップでお話しし続けましたが、
皆さま熱心にお聞きくださりました。

ニキビは放置すると瘢痕化します💣
当院では、ニキビ治療だけでなく、ニキビ跡の赤みや、ニキビ跡の凹みのご相談にも対応するべくいろいろな治療機器を備えています。
しかし、瘢痕はなかなか簡単には改善しにくいため、
まずは瘢痕を作らないための予防治療がとても重要です✨✨

重症ニキビであればあるほどざ瘡瘢痕になりやすいのはもちろんですが、
軽症ニキビであっても、瘢痕になることがあります。

ですから、軽症のうちからニキビを治す必要があり、
面ぽうという白ニキビからしっかり治していかなければなりません。

そのためには、「面ぽう治療薬」と呼ばれる以下の５種類の外用薬のどれかを積極的に使用していく必要があります。
しかし、ピーリング作用のある面ぽう治療薬はどれもちょっと使いづらいお薬であります😣

当院では、パンフレットを使用しながら、ニキビの病態から細かくご説明しています。

皆さまにもニキビはどうしてできるのか？どうしたら改善するのか？ちょっと使いづらい「面ぽう治療薬」をどうして使わなければならないのか？について一緒に考え、理解していただくことから始めています。

講演の中で、初診と再診に分けて、どのように当院で患者さまにご説明しているのかお伝えいたしました。

以前、セミナーでご提示されたデータでは、
半年後に面ぽう治療薬を継続している患者さまはわずか８.９％だという結果をお聞きしました。

当院のニキビ治療患者さまの再診率を調べてみましたところ、
以下のように、半年以上治療継続している方は８５％もいらっしゃいました。

他のデータでも、ニキビ治療継続率は１ヶ月後に３０％というデータもあり、なかなか治療が思うように進まないというのが現実のようです。

ニキビ治療中の患者さまは１０代〜２０代の患者さまが多いので、皆さま学業に部活にと忙しいところ、一生懸命通院してくださっています。
副作用としてのヒリヒリ、乾燥、赤みが出た際の対応の仕方についても細かにお伝えしていますし、患者さまが一緒にそれを乗り越えてくださいます。徐々にニキビが落ち着いていく様子を拝見できるのが私にとっても嬉しいです。

さて使いづらい面ぽう治療薬ですが、5月末に刺激感を減らした「ベピオローション」が登場し、治療がしやすくなりました。

刺激感がベピオゲルより1/3に減り、他の外用でうまく継続できなかった方も治療が続けやすくなりました。

そのベピオローションが皆様にどのようにお役に立てているのかをまとめるために、9月、10月に、当院で治療中の患者さまにアンケートを取らせていただきました。

たくさんの質問項目がありましたが、皆さま快くアンケートにご協力くださり、大変助かりました。
改めて、ご協力いただきました皆さまありがとうございました💓
また、アンケートを手伝ってくれたスタッフもありがとう😊

この結果を講演で発表させていただき、
また、ベピオローションについてもっとこうだったらいいなという要望もいくつかありましたので、マルホ株式会社様に共有させていただきました。

その中で、塗り方の説明がわかりやすかったかどうかという質問に、
100人中99人が分かりやすかったとお答えくださっていて嬉しく思いました。

また、当院でおこなっているニキビ跡治療の自費診療のあれこれについてもお話しさせていただきました。

あっという間に１時間。
長丁場でしたが、皆さま熱心にお聞きくださり、また、多くのご質問もいただきました。

アンケートをまとめたり、再診率など出すためにカルテのデータをピックアップしたり、スライド作成をするのは大変ですが、日々の診療を見つめ直すいい機会となりました。
今回、このような機会をいただきまして、マルホ株式会社の皆さま、ありがとうございました💓

ニキビ・ニキビ跡治療は、あすくりに行けばなんとかなる！
をモットーに、
保険診療は丁寧な説明と細かい指導を
自費診療では、治療の幅を広げ、確実に治療効果を上げることを
念頭に診療しております。