まずスタッフ全員で薬剤についての勉強会
今回は、もうすぐ発売となるニキビの新薬「ベピオウォッシュゲル」と
重症乾癬の治療薬、生物学的製剤「コセンティクス」について✏️

①1つ目の薬剤は、
「ベピオウォッシュゲル」について

6月16日に発売となるニキビ外用薬の新薬です✨✨
⬇️ベピオウォッシュゲルについて詳しくは1つ前のブログを参照してください☺️
https://asuka-hifuka.com/2025/05/18/ニキビ治療新薬「ベピオウォッシュゲル」につい/
これまでのベピオゲル、ベピオローションのBPOの濃度が2.5%であったのに対し、
ベピオウォッシュゲルの濃度は5%となります。
1日1回塗布後、5〜10分で洗い流します。
洗い流すのは、石鹸でなくとも、流水で15秒洗うだけで落とせるそうです💡💡💡
洗い流してしまえば漂白作用はなくなります。
刺激感や漂白作用のため、ベピオが使いづらかった患者さまの治療が継続しやすくなるのではないかと期待しています‼️
② 2つ目の薬剤は、乾癬に対する生物学的製剤「コセンティクス」について
乾癬とは・・・
頭皮やひじ、ひざなど、外から刺激を受けやすい部位に、ゴワゴワする、赤い、銀白色のかさぶたのようなものがくっついてボロボロはがれる皮膚疾患です。
軽症の患者さまは、塗り薬や内服などで治療を行います。
また、エキシマライトなどを併用することがあります。
しかし、一部の患者さまでは、こうした治療では十分な効果が見られない方もいらっしゃいます。
また、関節症性乾癬は関節破壊をきたしうるため、早期に生物学的製剤を導入する必要があります。
乾癬治療のピラミッド
乾癬には、Ⅰ型IFN,IL-23,IL-17,TNFαと呼ばれる様々なサイトカイン(炎症性物質)が関与しています。
それらをピンポイントにブロックする様々な生物学的製剤があります。
コセンティクスは、抗インターロイキン(IL)-17Aモノクローナル抗体製剤と呼ばれる注射薬です。
この薬は、乾癬や強直性脊椎炎等の自己免疫疾患の症状を引き起こす原因の一つであるインターロイキン(IL)-17Aという物質に作用し、症状を改善します。
適応は・・・
*既存治療で効果不十分な、尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬
*以下のいずれかを満たす場合に使用されます。
・光線療法を含む既存の全身療法(生物製剤を除く)で十分な効果が得られず、皮疹が体表面積の10%以上におよぶ場合。
・難治性の皮疹、関節症状または膿疱(のうほう)を有する場合。
💎生物学的製剤の治療には慎重な管理が必要となるため、その導入は、日本皮膚科学会が認めた施設のみで開始することができます💡💡💡
当院は、日本皮膚科学会の、乾癬分子標的薬使用承認施設です。
難治性の乾癬でお困りの方はぜひご相談ください🏥
勉強会の後にいただいたお弁当🍱
続きまして、今月も接遇研修をしました☺️
今回は顧客満足度について
満足度向上のために、期待以上のサービスを提供すること。
期待以上というのは、言葉に出ていない表情などを捉えて対応することが重要である。
そのために、見えないものを直感的に見抜いて判断する能力=洞察力があると良い。
ちょっとした気配りができる人になりましょう!と教えていただき、
ワークを通して、あすくりで、どうしたら満足度をもっと上げられるのかについて皆で考えることができました。
📸接遇の先生と
今回も学びの多いご講義をありがとうございました🩷
より良いクリニックを慣れるように、日々精進です。