本日は、あすくりとは全く別のお仕事👩⚕️
このたび、社会保険診療報酬請求審査委員の審査委員に任命されました。
こちらの社会保険支払基金に初出勤してきましたよ✨
ところで、保険診療の仕組みをご存知ですか?
みなさん、国民健康保険か社会保険に加入されていますね。
保険診療とは、
公的保険制度に加入している人のすべてが、どの医療機関でも同じ内容の診療を同じ金額で受けられる制度のことです。
私たちが病気やケガで病院にかかる時、どの地域のどの病院で診療を受けても診察内容が同じであれば金額は変わりません。
これは国民健康保険法や健康保険法によって、あらかじめ病気に対する治療方法とその診療報酬が決められているためです。
社会保険支払基金とは
簡単に言うと、医療費の支払いに関する審査と支払いを専門に行う組織です。
保険医療機関(薬局)からの診療に係る医療費の請求が正しいか審査したうえで、健康保険組合(保険者)などへ請求し、健康保険組合から支払われた医療費を保険医療機関へ支払いをする仕事をしています。
このように、診療報酬は、病院、健康保険組合がそれぞれの請求・支払を個別に行うのではなく、健康保険組合から審査と支払を委託されている支払基金という公的な機関を通して適正に審査され、支払われています。
この支払基金には、職員さんだけではなく、嘱託された医師が在籍しています🧑⚕️
社会保険 支払基金に医師が在籍する主な理由は、診療報酬明細書(レセプト)の審査業務を行う上で専門的な知識や経験が必要となるためです。
医師の視点から診療報酬明細書を審査することで、より正確で公正な審査が可能になります。
都道府県ごとに、嘱託されていて、
皮膚科は愛知県で7人の皮膚科医が社会保険の審査をしています。
そこへご推薦いただき、今年度から、私も審査委員を務めることになりました💡
このような広いお部屋で、1人1つ、机を与えられています。
40〜50のクリニックや病院の診療報酬請求に間違いがないか、不正請求がないか、チェックします✅
病名漏れがないか、投与された薬剤の量に間違いがないか、投与条件を満たしているか、検査は妥当であるか、管理料は妥当であるか、など、チェックする項目がたくさんあります。
今日は9:00に出勤し、退勤したのは、20:00過ぎでした。
お昼も食べるのを忘れて集中していたので、気づいたら夜になっていました🌛
ずっとパソコンとにらめっこだったので、最後の方は、目がしょぼしょぼしました👀
我ながら1日よく働きました。
月に2回のお仕事で、今回は原審査、もう一回は再審査
普段の診療と全く違うお仕事ですが、県内の医療機関で正当な保険診療が行われるように、この職務をしっかり果たしたいと思います✊