「わき汗」に保険適応の外用薬「エクロックゲル」が発売から1年経過し、12月1日より処方制限が解除されました
あすくりには、手汗、足汗、わき汗でお悩みの患者さまがたくさんいらっしゃいます。
わき汗でお悩みの患者さまに、
外用薬を希望される患者さまには、エクロックゲルを処方しています。
ピタッと半年くらいわき汗をとめたい!という患者さまには自費診療でボトックス注射をお勧めすることもあります。
エクロックゲルは、「原発性腋窩多汗症」という、他に基礎疾患のない「わき汗」のみに保険適応がある外用薬です。
新薬のため、これまで1回の診察で1本(約2週間分)しか処方ができませんでしたが、処方制限が解除されたので、今後は複数本の処方ができるようになりました
エクロックゲルについて
エクリン汗腺は交感神経に調節されています。
交感神経終末から分泌されるアセチルコリンが、エクリン汗腺のムスカリン受容体M3に結合すると発汗が促されます。
エクロックゲルの有効成分がこのアセチルコリンの作用を阻害することで発汗が止まるのです。
この時期はわき汗のお悩みはあまり多くありませんが、今後、春先にかけてお悩みの増えてくる時期には嬉しいお知らせですね
また、手汗、足汗に対する多汗症治療には、
塩化アルミニウム外用
イオントフォレーシス
などの治療を行なっております。
(👇イオントフォレーシスの過去のブログはこちら)
https://asuka-hifuka.com/2021/07/18/手足多汗症に🙌🦶イオントフォレーシス/
ぜひご相談くださいね