あまり意識されないけど、とっても大事な下顔面を整えると、美人度が上がります。
下のお写真、どちらが若く見えますか?
日本人女性における口もと形状の加齢変化について検討されたお写真です
年齢を重ねるに従って、
唇(赤唇)が薄くなる
唇の側面からの膨らみがなくなる
鼻下の皮膚(白唇)が長くなり間伸びした印象になる
人中稜が平坦化する(鼻下の縦スジ)
骨萎縮により下顎が後退する
といった変化が出てきます
唇が加齢により薄くなってしまうと、エステティックラインより後退しすぎて不調和を生じます。
この場合は、アンチエイジングのために、唇にヒアルロン酸注入をしてボリュームを改善してあげる必要があります
唇へのヒアルロン酸注入って、若い子の治療ではないの??というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、アンチエイジングに実はとても有効な部位なのです
でも、入れすぎてしまうと、「唇オバケ」のような違和感満載になってしまうので、適量が重要です!
注入量や注入方法を加減すれば、ぼてっとした「たらこのような唇」になることはありません。
きちんと美しさの法則を守って注入することで、自然で若々しく、艶やかな下顔面を作り出すことができます。
また、口唇のまわりの縦じわも改善したり、口角もキュッと上向きになり、若々しくなります
💎症例のご紹介です。
お写真は、40代女性
リップのヒアルロン酸注入を希望されました。
リップにボルベラ1本使用

注入直後から、ふっくらとした唇の形ができ、口角も上がって、若々しく、優しい印象になりました。
上口唇がふっくらして輪郭がはっきりすると、鼻下の間伸び感も改善しバランスが綺麗になります。

横から見た時の、鼻と鼻下の作る角度が直線的であったのが、綺麗なCカールに整いました✨

斜めからの印象も素敵になりましたね☺️
下顔面はお顔の印象作りにとても重要な部分です。
唇はヒアルロン酸施術の際にも、後回しにされがちですが、実は印象を華やかに変える大事なパーツです❣️
この次は、顎先にヒアルロン酸を足すと、横顔のEラインが整い、フェイスラインがシャープになるかと思います。
このたびはお写真のご提供をご快諾いただき、ありがとうございました
唇の注入方法にも法則があります
私たちがヒアルロン酸注入をする上で、MDコードという地図のような記号があります。
あくまでも唇の目印であり、どこにどれだけ注入するかは、患者さま一人一人で違ってきます。
目標とするゴールは、若く美しく魅力的なくちびるです
1)上唇の真ん中のラインを「キューピッドボウ」と言いますが、このラインや唇の輪郭を作ること
2)上唇の真ん中の膨らみが下唇より少し前にあり、
3)上口唇と下口唇のバランスが1:2、または1:1.618
4)エステティックラインを作る
5)人中の長さと輪郭
などなど、唇ひとつとっても、たくさんのことを考えながら注入しています
当院では、患者さまそれぞれに合ったオーダーメイドのヒアルロン酸治療をさせていただいております。
気になる方は、まず診察にてカウンセリングをさせていただきますので、お気軽にお越しくださいね