PRP療法について
PRP療法とは「Platelet Rich Plasma(多血小板血漿)」の略で
血液中の血小板を多く含んだ成分のことです。
血小板には止血や細胞を治す働きがあり、
血管新生、線維芽細胞活性化、コラーゲン産生させる様々な成長因子が含まれています。
患者さまから採取した血液を専用の遠心分離機にかけ、血漿層と赤血球層に分離させます。その中の血小板を多く含んだ成分(PRP)のみを抽出し、お悩み部分に注入いたします。血小板の創傷治癒効果を応用して、シワや凹み・肌質などを改善し、美肌へ導きます。
患者さまご自身の血液を使用するので、副作用やリスクの心配がありません。お肌の修復に合わせて治療効果が現れますので、1~3か月かけて徐々にその効果を実感していただけます。お肌自体が生まれ変わる再生医療ですので効果が1年以上と長く持続することが多いのが特徴です。
(効果の持続には個人差があります。)他にも歯科・整形外科領域などにも取り入れられ、多くの実績をあげています。
目の下のクマ
目の上の
くぼみ
口元の小じわ
首のしわ
お肌全体の
若返り
2014年11月に施行された再生医療等の安全性確保等に関する法律では規制の対象となり、国の認可を得ないと行えない「再生医療」のひとつになっています。
この法律によって国の審査を受け、
①安全性が担保された治療についてのみ
②許可された施設のみ
③許可された医師のみ
によって施行することが法律で義務付けられました。
PRP皮膚再生療法の適応部位
このような方へ
気になる
気になる
気になる
気になる
若返りをしたい
その他、ダーマペンと組み合わせる『ヴァンパイアフェイシャル』はニキビ跡の凹みや毛穴治療にもおすすめです。
また、PRPに含まれる成長因子の作用により『うす毛治療』にも有効です。
- 目の下の凹みやちりめんじわ
が気になる - 目の上のくぼみが気になる
- お肌にハリやツヤを出したい
- 自分自身の肌組織を増やしたい
PRP療法は異物を注入しない、再生した組織はそのまま定着するというメリットがありますが、各個人の再生力を利用している治療のため、効果の個人差があります。(貧血・高齢者では効果がやや落ちます。)
何度もヒアルロン酸を注入するのが煩わしい、異物を注入したくない、という方におすすめです。
血小板はなぜ
若返り効果があるのか?
PRP療法は異物を注入しない、再生した組織はそのまま定着するというメリットがありますが、各個人の再生力を利用している治療のため、効果の個人差があります。(貧血・高齢者では効果がやや落ちます。)
何度もヒアルロン酸を注入するのが煩わしい、異物を注入したくない、という方におすすめです。
PRP療法は自然治癒力を利用した治療法であり、
美容医療分野ではシミやしわなどの加齢部位の治療などに、
整形外科分野では肘や筋肉の損傷部位の治療などに、
歯科口腔外科分野ではインプラント埋入前の骨生成を促す治療などに、
それぞれ利用されています。
血小板に含まれている成長因子
成長因子にはたくさんの種類がありますが、
血小板に含まれているのは、次のようなものです。
PRPに含まれるサイトカインと効能
PDGF…細胞増殖、血管新生、コラーゲン産生
VEGF…血管内皮細胞の増殖、血管新生
EGF…上皮細胞の増殖促進、創傷治癒
TGF-β…上皮細胞増殖、血管内皮細胞の増殖、創傷治癒
注入方法
直接注入
気になるお悩みの箇所に、直接手打ちで細かく注入していきます。目の下のくま、凹み、ちりめんジワ、目の上のくぼみ、口周りの小じわ、首のシワなど、細かい調整が可能です。
様々な成長因子が、線維芽細胞を刺激することでコラーゲン、ヒアルロン酸の産生増加を、血管内皮細胞を刺激することで皮膚血流を増加させ美肌効果を出します。
ヴァンパイアフェイシャル
ダーマペンでお顔全体に肉眼では見えないほどの細かい穴を開け、自分の血液から生成された高濃度PRPを肌に塗布する再生医療です。本来の傷を修復する人体の自然治癒力に加え、PRPにより、効果的にしわ・たるみ・にきび跡・毛穴の開きなどに作用する施術です。
成長因子の含まれたPRPの止血効果と創傷治癒力により傷の治りが早いため、通常よりも深い設定でダーマペンを施術します。施術中に赤みやわずかな出血が発生するため、「ヴァンパイア」という名前がついています。施術前に麻酔クリームを塗布するため、見た目ほど痛みはありません。
開けた穴は短時間で閉じるので、出血は施術後すぐ止まり、赤みも3〜5日程度でおさまります。ニキビ跡だけでなく、毛穴開き、肌質改善などいろいろな効果が期待できます。
PRP治療の流れ
表面麻酔
採血
PRP作製
注入
PRP毛髪再生療法
PRPを使用した毛髪再生療法
PRPを直接頭皮に注入することで、血小板に含まれるサイトカインや成長因子が、組織を活性化して毛母細胞の生成を促進し、休止期にある毛を復活させて発毛をサポートします。
血小板由来成長因子は、毛包の分化、増殖、成長に大きく影響し、抗アポトーシス効果で毛を成長させ、毛周期における毛乳頭細胞の生存期間を延長し、血行を改善することが知られています。
これまでに、世界中で多くの研究者からPRP育毛治療の有効性が報告されています。生え際のうぶ毛が多くなり、毛が立ち、まとまりやすくなると言われています。
3ヶ月ごとに5回程度治療を繰り返します。
男性型脱毛症ではミノキシジル外用や、AGA内服薬がまず治療の選択肢となりますが、内服外用で治療効果が乏しい場合、または副作用で内服ができない場合、PRP療法がおすすめです。
また、ミノキシジル外用以外に有効な治療法が少ない「女性のうす毛、脱毛症」に対して、PRP療法が有望な選択肢の一つとなり得ます。
料金
部分治療 | 110,000円 |
---|---|
顔全体または首全体 | 198,000円 |
ヴァンパイア フェイシャル |
77,000円 |
毛髪再生PRP療法 | 110,000円 |
禁忌事項
以下に該当する方は、施術をお受けいただくことができません。
・妊娠中または妊娠している可能性のある方
・血液が固まりにくくなる薬を服用している方
・心臓病や脳梗塞などの既往歴のある方
・肝臓疾患をお持ちの方
リスク・副作用について
内出血、腫れ、発赤、疼痛、
かゆみ、変色、圧痛
注射針による内出血が残ることもありますが、数日程度で目立たなくなります。