名古屋市緑区の皮膚科、美容皮膚科

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フェイスラインのたるみ💻WEBセミナー

みなさまGWはいかがお過ごしでしたか?

あすか皮フ科クリニックも今日まで連休をいただいておりました
が、わたしは今日もWEBセミナーでお勉強です


今日は、ヒアルロン酸についての「ディスカッションWEBセミナー」でした

東京・六本木にある、「今泉スキンクリニック」の今泉明子先生がご講師で、
他に、福岡や長野の先生方を交えて症例を検討する会でした。
今泉先生は、本当に聡明でお綺麗で素敵な先生です
これまでに何度も先生のセミナーを拝聴させていただいておりますが、今回も得るものが多く有意義な会でした

ヒアルロン酸注入希望でいらっしゃる患者さまのうち、
ほうれい線が気になってきた」という方がやはり多いのですが、
フェイスラインがたるんできた」というお悩みの方もわりといらっしゃいます。

そこでみなさまにご提案するのが、
【 頬のあたりの土台作り+下顔面の補強 】です

もちろん、頬のあたりの土台作りが最優先です

加齢とともに下顎の骨がうすく萎縮してくると、顎が短縮し、お顔が横長に、四角っぽくなっていきます。
すると、アゴの筋肉(おとがい筋)の過緊張により顎がボコボコしてきたり、アゴの高さがなくなって、アゴから首までつながったようにフェイスラインが不明瞭になってきたりします。
アゴってあまり皆さんが重要視しないポイントだと思いますが、
フェイスラインのたるみ、もたつきを改善させるために、実は重要なポイントなのです

今回のセミナーは、ご提示いただいた症例に、どこにどれだけ注入をするかを各自考えて発表するというものでした。
この図の暗号のような記号、CK1とか、C1ってなんでしょう?
ヒアルロン酸注入をするドクターなら分かる、
私たちの共通言語です
お顔に、1丁目一番地というように細かく場所分けがされています。
ヒアルロン酸って、なんとなく注入しているわけではないのです。
しっかり解剖学に基づいて、組織の足りない場所を評価して、最も効果的な場所はどこでどれだけ入れなければならないかという評価ができて、やっと良い結果につながります

また、「キレイ」の感覚って独りよがりではいけませんよね
万人から見て「キレイ」に見えるのはどの形なのか、また、年々「キレイ」のトレンドも変わるので、こうしたセミナーで他の先生方の感覚をお聞きできるのはとてもためになります。
そして、今泉先生の実際に施術された症例は今回もとても美しかったです

また、年齢とともに気になるへの字口。
アゴ周りの組織の萎縮に伴い、口角下制筋が強くなってくると、口角が下がり、常にへの字口になってしまいます
常にへの字口だと不機嫌に見えたり、フェイスラインのたるみにもつながります


ボトックスでへの字口を改善させることもできますが、ヒアルロン酸も、ある場所に打つと、過剰な筋肉の働きを抑え、口角アップもでき、フェイスラインの改善もできるのです

鏡を見てみてください
口角、下がっていませんか?
フェイスラインがぼやけていませんか?

そのへの字口、フェイスラインのもたつき、ヒアルロン酸で改善できるかもしれません