社外講師をしました🖥アトピー性皮膚炎💉デュピクセント

今日は休診日ですが、またまたお仕事しておりました☺️

当院は、アトピー性皮膚炎の治療薬「デュピクセント」の治療例が多く、講演のご依頼をいただきましたので、製薬会社の社員さん向けにリモート講演を行いました🖥

アトピー性皮膚炎とは、
増悪と軽快を繰り返す掻痒のある湿疹を主病変とする疾患です。

アトピー性皮膚炎と聞くと、
とっても痒くて、赤くてガサガサの皮膚が一生続く、難治な皮膚病というイメージの方が多いかもしれません💦
湿疹を治すために、とりあえずステロイドを塗れと言われる、でもステロイドを塗るのは嫌だ、怖いとおっしゃる方も多くいます💦　

しかし、アトピー性皮膚炎の病態について、今や研究がどんどん進んでおり、新しい新薬がどんどん登場してきています✨

アトピー性皮膚炎の病態は、

　皮膚バリア機能障害

　Type2炎症

　かゆみ

この３つが三位一体に関係しあっています。

まずは、
バリア機能低下を改善させるための、保湿剤の塗布、
炎症を抑えるための、抗炎症外用薬（ステロイドやプロトピック、コレクチムなど）の外用がとても重要です。

外用療法がうまくいかない原因に、
①ステロイド外用の強さが適切でない場合
②外用の量が足りない場合
③外用を塗る範囲が狭すぎる場合
④外用を塗る期間が短すぎる場合
などがあります。

これらについて、診療で丁寧にご説明しております。

まずは、患者さまにも自分の皮膚のことをもっと知っていただきたいので、アトピー性皮膚炎とはどのようなものなのか、簡単にご説明しております📘

湿疹がまだ残っていてザラザラしている皮膚を、赤みが引いたから、これは乾燥だと保湿剤だけにしてしまう例があるので、患者さまの皮膚を一緒に触って、これは正常で、これは湿疹ですよ〜とお伝えしております。

よく、
「外用すると落ち着くんですけど、やめるとすぐぶり返すんです・・・」とお聞きしますが、
それはぶり返しではなく、湿疹が残っているのに早めに抗炎症外用薬をやめてしまうからです。
また、綺麗になったように見える皮膚の奥ではまだ炎症細胞やサイトカインが多く存在するため、長めに外用しなくてはなりません。
プロアクティブ療法についてもご説明しております。

また、アトピー性皮膚炎を引き起こす主役は、Th2というリンパ球です。

このTh2リンパ球から分泌されるIL-4、IL-13、IL-5、IL-31などのサイトカイン（免疫細胞から分泌され細胞間の情報伝達を担うタンパク質）が皮膚のバリア機能の低下や炎症の促進を引き起こし、アトピー性皮膚炎の病態を作っていると言われています。

デュピクセントとは

2018年に「既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎」に対して保険適応となった注射薬です。

炎症を引き起こす物質「IL-4」と「IL-13」によるシグナル伝達を阻害してType2炎症反応を抑制する生物学的製剤です。

投与開始４ヶ月後に
約80%の方が皮疹の５割改善、
約70%の方が皮疹の７割改善、
約40%の方が皮疹の９割改善しているといわれています。

当院でデュピクセント治療中の患者さまも、皮疹の劇的な改善を認める方もいらっしゃいます。
当院の患者さまの統計を取りましたところ、上記とほぼ同じような結果となりました✨

皮疹が改善することで、QOL（生活の質）が向上します。
長年、かゆみ・赤みに悩んでいらっしゃた皆さまに笑顔と希望が届けられる治療だと日々感じております。

難治性の重症アトピー性皮膚炎にお悩みの方はぜひご相談くださいね🏥

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今日のできごと

今日は朝からまたいろいろ忙しく動き回っておりました🏃‍♂️

AM8:30〜
クリニックで、マイナンバーカードのカードリーダー設置に立ち会いました。

まだ、稼働は再来週くらいだと思います。
ところで皆さまマイナンバーカードは取得されました？

AM10:00〜
クリニックから、リモート講演して・・

ちょっとお買い物をして、

PM14:00〜
レーザーメーカーさんのJeisysさんのショールームへ

気になっているポテンツアのデモを先日クリニックでしましたが、
もう一度、デモをしてもらいました。
先日のデモでは、
お肌の若返りや毛穴、ニキビ跡にいい「マックーム導入」や、
肝斑治療にいい「肝斑モード」や、
たるみ、引き締めにいい「ダイヤモンドチップ」などをデモしてもらい
スタッフにも大好評でした✨✨✨
（もし、ポテンツア気になる〜❗️という方がいらっしゃったら、あすくりのInstagramからDMください。前向き検討します☺️）

今回は・・・
私のこめかみにある、小さな脂腺増殖症に、