名古屋市緑区の皮膚科、美容皮膚科

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全体MTG✏️ 円形脱毛症とアトピー性皮膚炎にオルミエント

本日は全体MTGの日でした。

まずは、お薬の勉強会。
今回は、JAK阻害薬内服の「オルミエント」についてスタッフ全員でお勉強しました✏️






オルミエントは、
❶ アトピー性皮膚炎
❷ 円形脱毛症
❸ 関節リウマチ
❹ SARS-CoV-2(新型コロナウィルス感染症)による肺炎
に適応の通っている内服薬です。



皮膚科では、上記のうち、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症の難治例に使用しますが、当院でも、すでに数名の方が『オルミエント』を導入しています💊

オルミエントは、JAK阻害薬という種類の内服薬で、高い効果を示しますが、その導入と維持に際して、血液検査や胸部X線検査など慎重な管理が必要な薬剤です。
そのため、導入可能施設の申請には、皮膚科専門医が常勤していることが必要となります💡



アトピー性皮膚炎に対するオルミエント導入基準は
①15歳以上
②既存の治療で効果不十分な中等症〜重症のアトピー性皮膚炎患者
③EASIスコア16以上 など


円形脱毛症に対するオルミエント導入基準は、
①15歳以上
②症状が出始めて6ヶ月以上経過している方
③脱毛面積が頭部全体の50%以上の方



アトピー性皮膚炎や円形脱毛症の患者さんの体内では、その病態形成に関わるサイトカインという信号が過剰に産生されています。
これらのサイトカインが細胞の表面にある受容体にくっつくと、さらに痒みや円形脱毛症に関与するサイトカインが過剰に作られて、症状が形成されていきます。






このサイトカインが受容体にくっついた時に、細胞の内側で受容体にくっついているJAKが活性化されると、次にSTATがリン酸化および活性化され、STATは核内に移行し、情報が伝達されていきます。

オルミエントはJAK1とJAK2を阻害する作用があります。
JAK1とJAK2のペアは、IFNγやIL-31などのサイトカインがくっつく受容体に存在します。
JAK- STAT経路をブロックすることで、炎症や痒みを引き起こす信号が伝わらなくなり、アトピー性皮膚炎や円形脱毛症の症状が改善されていくのです✨

👇オルミエントについての過去のブログはこちら
https://asuka-hifuka.com/2022/07/18/難治な重症円形脱毛症にオルミエント💊当院で/


https://asuka-hifuka.com/2021/04/25/臨床皮膚科医会総会💻アトピー性皮膚炎の新規/



当院で治療が可能です。
ぜひご相談くださいね🏥


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その後はミーティングで、日々の改善点などを話し合いました。
保険ミーティングで決まったこと、美容ミーティングで決まったことの確認と、その後のチェックを行います。
インシデントの確認と改善案について。
居心地の良いクリニックとなれるよう、常に改善に改善を重ねております😄

患者さまからのお声も共有します。
当院ではご意見箱を設置しておりますので、ぜひ皆様のお声をお聞かせください👂

 


また、今後のプロジェクトについて、プロジェクトリーダーからのお話。

💓患者さま向けスキンケアセミナー💓を11月に予定しております✨
詳細についてはもうしばらくしたら発表しますので、お楽しみに♫



私からは、もうすぐ導入する新しい美容治療機器について、スタッフ向けにレクチャーをしました🖥



とっても人気のあの治療です✨
詳細は次のブログでご紹介します。
こちらもお楽しみに🎶


今日のお弁当はこちら🍱
お肉、美味しかったです😋



そのあとは、9月生まれのスタッフのお誕生日会🎂
ケーキでお祝い。



くじ引きをして順番に選びます。
私は4番目でしたが、大好きなシャインマスカットのケーキを選ぶことができました🍇😙