いつもの日本の学会と違って、海外のドクターがたくさんいらっしゃり、国際色豊かで、ゆったりとした雰囲気でした✨
この学会の共催セミナーとして、アラガン社のヒアルロン酸セミナーが丸一日あり、そちらに出席するのが今回の目的です
まずはオーストラリアの形成外科医、スティーブン・リュウ先生から解剖学を学びます。
お肌を層別に分け、どの深さを血管が通るのか、どの部分から刺入すれば安全であるのかなど学びます✏️
メインの講演は、ファカルティーの有名な先生方のライブインジェクションです
クリニックと中継を結び、女性だけでなく男性患者さまへの注入の仕方なども見せていただくことができました
５名の先生方それぞれに、中顔面、下顔面、上顔面の注入のポイント、どこにどの製剤をどれだけ入れるのか事細かに説明しながら施術を見せていただけるのは本当に贅沢な内容です。
例えば、女性の横顔美人の法則に「OGカーブ」というラインがあります。
ヒアルロン酸で頬のトップの曲線を作ってあげると、一気に若々しく女性らしい雰囲気になります。
しかし、男性患者さまでこのラインを作ってしまうと女性っぽくなってしまうので、男性でかっこよく仕上げたい方には、頬のラインをストレートに仕上げます。
また、新しい概念として、六本木の今泉スキンクリニックの今泉先生が、「ソフトマスキュリン」をいう概念をお話しされていていました
女性らしさを「フェミニン」
対義語として
男性らしさをフランス語で「マスキュリン」といいます。
今の多様性の時代、男性らしく・女性らしくという固定概念はなくなり、ジェンダーレスの時代です。
男性でも、優しそうに、可愛らしく、ソフトに仕上げたいという方もいらっしゃるかもしれません。
BTSなどのK -POPアイドルのような雰囲気を出すのに、
「ソフトマスキュリン」という概念をお話しされていて面白かったです
そのためには、骨格がしっかりしている男性の、どの場所にその製剤でどのように注入すると柔らかいイメージになるのかなど、実際に注入しながら解説していただきとても勉強になりました！
９時過ぎから１７時ごろまでしっかり学びました✊
頭を使うとお腹が空きます。
お弁当もしっかりいただきました
コーヒーブレイク☕️に、
AMWCオリジナルキットカット
合間に、企業展もいろいろまわりました。
日本の学会では見かけないような海外の企業ブースがいくつかあって賑やかでした。
一緒に参加したかおり先生と
アラガンさんのフォトスポットで
休日まるまるお勉強でしたが、学びの多いセミナーで有意義な1日となりました
またまた余談で・・・・
土曜日診療後は、刈谷豊田総合病院・研修医時代の同期の集まりがありました。
研究医時代というと、もうかれこれ20年以上前のこと
刈総はとても忙しい病院でした。
その頃は紙カルテでしたので、救急外来の当直業務では、一晩で200人以上の救急患者さまがいらっしゃるので、診察室の机の上にどんどん紙カルテが溜まって落ちそうになるところをひたすら診察し続け、落ち着くのが朝の４時ごろ。
診察机の上で仮眠を取ろうとすると救急車が来る・・というのも、懐かしい思い出です。
そんな忙しい研修時代の苦楽を共にした同期と久しぶりに集まれて嬉しかったです
皆、内科・麻酔科・眼科・整形外科と本当にバラバラで、それぞれの分野で頑張っています。
すでに教授になっていたり、開業していたり、みんなの頑張りを聞けて、私もまだまだ頑張ろう！と元気をもらいました⭐️
本当に楽しいひと時でした