名古屋市緑区の皮膚科、美容皮膚科

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勉強会✏️ブイタマークリーム(アトピー性皮膚炎・乾癬)

月曜日は全体ミーティングの日でした

まずはスタッフ全員で薬の勉強会✏️




今回は、10月に発売となる新しい外用薬「ブイタマークリーム」について
アトピー性皮膚炎と乾癬の両方に効果のある外用薬です✨




作用機序については過去のブログをご覧ください
➡️https://asuka-hifuka.com/2024/08/12/アトピー性皮膚炎と乾癬の新しい外用薬✨ブイタ/



ブイタマークリームの成分である「タピナロフ」は、

💎AhRを活性化することにより、種々の遺伝子発現を調節します💎


炎症性サイトカインを低下⬇︎させ、抗酸化分子の発現を誘導⬆︎して、
皮膚の炎症を抑制するとともに、皮膚バリア機能を改善します

乾癬においても、IL17A, IL17Fといった炎症性サイトカインの減少、抗酸化作用、バリア蛋白の正常化などのメカニズムを通じて病変の改善に役立っています。


☘️アトピー性皮膚炎
 成人及び12歳以上の小児に、1日1回外用。

☘️尋常性乾癬
 成人に、1日1回外用。



ブイタマークリームの効果について

⭐️アトピー性皮膚炎

塗布開始後8週間で、症状が消失ないしほぼ消失、かつ治療開始時にくらべてIGA (investigator’s global assessment) が2段階以上改善した患者さんの割合がブイタマークリームを塗った群では20.24%でした

アトピー性皮膚炎患者を対象とした国内第Ⅲ相比較試験 (ZBB4-1試験)

長期投与試験では、アトピー性皮膚炎の評価指標であるEASI  が投与開始時より75 % 改善した患者さんの割合は徐々に増加し、52週時点では 76.6 % になりました。

 

アトピー性皮膚炎患者を対象とした国内第Ⅲ相長期投与試験(ZBB4-2試験)





⭐️乾癬

塗布開始後8週間で、症状が消失ないしほぼ消失、かつ治療開始時にくらべてIGA (investigator’s global assessment) が2段階以上改善した患者さんの割合がブイタマークリームを塗った群では20.06 %でした

尋常性乾癬患者を対象とした国内第Ⅲ相比較試験及び継続投与試験(ZBA4-1試験)




長期投与試験では、乾癬の評価指標であるPASI (psoriasis area and severity index) が投与開始時より75 % 改善した患者さんの割合は徐々に増加し、52 週時点では 79.9 % でした。

 

尋常性乾癬患者を対象とした国内第Ⅲ相長期投与試験(ZBA4-2試験)



💡アトピー性皮膚炎も、乾癬も、使い続けるうちに徐々に効果が高まってくるということですね💡

10月29日発売となります。
当院でも、治療に使用していきます🏥


今回のお弁当はこちら🍱


美味しかったです😋


勉強会の後は全体ミーティングで、日々の業務改善点をしっかり話し合いました✊
皆さまからお寄せいただいた保険・美容アンケートなども参考にさせていただいております。
当院で診療の後は、ぜひ院内備え付けのアンケート用紙・WEBアンケートで皆様のお声をお聞かせください😄

 

 


ミーティングの後は、9月のお誕生日スタッフのお祝いを🎉



9月生まれさんがたくさんいて、にぎやかな誕生日会となりました🍓

幸せのおすそ分けのケーキ🍰





私はくじで10番で、チョコレートムースケーキをいただきました😘