当院ですでに累計50名以上の患者さまに使用しています「デュピクセント」について、スタッフ皆で、さらに深く学びました✏️
2018年にデュピクセントが登場して以来、重症アトピー性皮膚炎の治療が劇的に変化しました✨
さらに2023年9月から、生後6ヶ月以上の小児患者さまにも適応が拡大されています💡
当院でも、中等症・重症アトピー性皮膚炎の治療にデュピクセントを使用し、多くの患者さまの皮疹が改善しています❗️
その効果も安全性も高く、良い薬剤であると実感しています.
アトピー性皮膚炎を引き起こす主役は、Th2というリンパ球です。
このTh2リンパ球から分泌されるIL-4、IL-13、IL-5、IL-31などのサイトカイン(免疫細胞から分泌され細胞間の情報伝達を担うタンパク質)が皮膚のバリア機能の低下や炎症の促進を引き起こし、アトピー性皮膚炎の病態を作っていると言われています。
デュピクセント とは
炎症を引き起こす物質「IL-4」と「IL-13」によるシグナル伝達を阻害してType2炎症反応を抑制する生物学的製剤です。
ただし、誰でも投与可能というわけではありません。
既存の治療で効果が不十分であり、
EASIスコアという皮疹のスコアが一定数値以上の中等症・重症の方にのみ適応です。
また、外用治療も必ず継続していただきます。
成人では、
投与開始4ヶ月後に
約80%の方が皮疹の5割改善、
約70%の方が皮疹の7割改善、
約40%の方が皮疹の9割改善しているといわれています。
これまで、どんなに外用治療を頑張っても変化のなかった皮疹や痒みが、こんなにも改善するというのはすごいことです‼️
あすくりでデュピクセント投与中の患者さまも、長期に経過してきています。
16週でEASI90まで改善する方もいれば、EASI50の患者さまもいます。
しかし、16週では皮疹の改善が半分くらい(EASI50)だったとしても、
1年くらい注射を頑張って継続されていくと、もっともっと皮疹が改善していくということが分かってきました✨
IL-4、IL-13を阻害するデュピクセントは、Type2炎症をしっかり抑え込み、
長期寛解維持にとても有用な薬剤です。
皮疹が改善することで、QOL(生活の質)が向上します。
長年、かゆみ・赤みに悩んでいらっしゃた皆さまに笑顔と希望が届けられる治療だと日々感じております✨✨✨
難治性の重症アトピー性皮膚炎にお悩みの方はぜひご相談くださいね🏥
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勉強会の後は全体ミーティングで、また1ヶ月の業務改善点をしっかり話し合いました✊
院内アンケートで、皆様からいただいたご意見をミーティングで検討しておりますので、
保険診療でのご要望や、自費診療で「こんな治療を取り入れてほしい。」などのご要望がありましたら、
院内備え付けのアンケート用紙にぜひご記入くださいね☺️
勉強会のお弁当はこちら🍱
美味しくいただきました😋
ミーティングの後は、10月お誕生日スタッフのお誕生会でした🍰
秋らしいケーキがいっぱい🧁
わたしも10月生まれなので、今回はくじは引かずに1番に選ばせてもらい、
大好きなマスカットのタルトをいただきました✌️🍇