名古屋市緑区の皮膚科、美容皮膚科

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ニキビ治療🖥全国の先生方とWEBミーティング

今日は休診日でしたが、19:30〜21:00過ぎまで、全国の先生方とニキビ治療についてWEBミーティングをしました



ニキビ治療において、面ぽう治療に長けた皮膚科医として、あすか皮フ科もお声がけいただき、愛知からは唯一、参加しました
あすくりは、愛知県内でも、ベピオゲル の処方量が群を抜いて多いそうです





北海道、東京、千葉、神奈川、愛媛、長崎、などの先生方とWork shopでお話をすることができました。



ニキビ治療が成功するには、いかに「面ぽう」を減らすことができるかがとても重要です
でも、その面ぽう治療薬である外用薬は、カサカサ、ヒリヒリしてとても使いづらいお薬なのです。
しかし、それを乗り越えて、「ニキビのないお肌」「ツルツルのお肌」を目指します。
その使いづらい外用薬を患者さまに継続してもらうためには、医師側の説明の仕方が大事です
全国の先生方の治療の工夫や、指導の仕方などを共有することができ、とても有意義なミーティングでした


お薬は、ただ処方するだけではだめ。
「何のために塗るのか」「どれくらいの量を」「どのように塗るのか」「どれくらいで改善するのか」など理解できないと、お肌がカサカサする使いづらい外用薬なんてとても継続できませんよね
みなさまが自分のお肌の治療についてしっかり納得できるように、あすくりでは、医師と看護師さんと、リーフレットを用いて丁寧にご説明しております


ニキビ跡を残さないようにする

そのためには面ぽうの治療が重要です


面ぽうとは・・・



思春期以降のニキビは、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスの崩れが一因といわれています。

また毛包周辺の角質が厚くなり毛穴が狭くなることで、毛包内に皮脂がたまり「面ぽう(白にきび)」ができます
この面ぽうの中で皮脂を好むニキビ菌が増加し、赤いにきびや化膿した黄色いニキビへと悪化していきます

この面ぽうをいかに減らしていくかが、ニキビの治療においてとても重要なのです

面ぽう治療薬として、保険診療では、以下のような外用薬を処方します。



日本皮膚科学会の「尋常性ざ瘡治療ガイドライン」でも、どの段階のニキビにおいても、面ぽう治療外用薬が推奨度Aとなっています。



指導に工夫がいるお薬ですし、使いづらい外用薬でもあるので、時々、抗生剤外用薬のみで治療されているケースを見かけます
しかし、抗生剤の漫然たる使用は、「耐性菌化」の懸念があるため、望ましくありません。

あすくりでは、
・にきびのできる原因
・面ぽうを治療することの意義
・お薬の特徴、外用の仕方
・治療の見通し
など、細かくご説明しています

再診時にも、毎回、
・どれくらいの量を塗れるようになったか、
・にきびの改善度
・ヒリヒリやかぶれなど副作用がないか
しっかり確認しています

難治性にきびで希望される方には、自費診療の施術もご説明しますが決して強要はせず、まず保険診療での改善を目指しています。

ニキビのないきれいなつるつるお肌を目指して、一緒に治療をしていきましょう


👇ニキビ治療について、過去のブログはこちら
https://asuka-hifuka.com/2020/11/01/にきび治療は早めが肝心💊にきび痕を残さない/