名古屋市緑区の皮膚科、美容皮膚科

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内服薬(自費)

スピロノラクトン

もともと高血圧の治療に用いられてきた古い薬であり、利尿効果という尿を増やす作用があります。
別の働きとして、男性ホルモン作用をブロックする作用があり、男性ホルモン(テストステロンDHT)がアンドロゲン受容体に結合するのをブロックすることで、にきびを改善する作用があります。
にきびに対する効果は非常に高く、中止後にリバウンドが起きにくいのも特徴ですが、生理が止まることがありますので、基本的に低用量ピル(経口避妊薬)と併用していただきます。ピルが飲めない場合は、生理が2~3ヶ月止まった際に生理を起こさせるために注射をしていただきます。5~6ヶ月くらい治療期間が必要です。

低容量ピル

低用量ピルとは、女性ホルモンの錠剤です。
本来の作用は経口避妊薬ですが、経口避妊薬には、女性ホルモンのエストロゲン(卵巣ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が含まれています。低容量ピルに含まれるエストロゲンが、性ホルモンと結合するタンパク質(SHBG)を増加させ、このタンパク質(SHBG)がテストステロン(男性ホルモン)と結合します。血液中のテストステロンが減少し、皮脂分泌や毛包開口部の角化が抑制され、にきびの発症を抑えます。
※いくつかの注意点がありますので、治療を希望されても適応のない方には処方できないことがあります。

ロアキュタン
(イソトレチノイン)内服

ロアキュタンは、1982年にFDA(米国食品医薬品局)から認可を受けた内服薬で、主成分はレチノイドというビタミンA誘導体です。
炎症が進行した重度のにきびに対して高い効果を発揮します。健康な肌状態を保つのに必要不可欠なビタミンAを含むレチノイドは、にきびの炎症や皮脂の過剰分泌を抑える効果を持ち、にきびの再発を防ぎます。
注意点として、催奇形性があるため、女性は内服中と投与後6ヶ月間の避妊、男性は内服中と投与後1ヶ月の避妊が必要です。