名古屋市緑区の皮膚科、美容皮膚科

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全体MTG✏️小児の重症アトピー性皮膚炎にデュピクセント

月曜日は全体ミーティングの日でした。


まず初めにスタッフ全員で薬剤のお勉強を✏️
今回は、重症アトピー性皮膚炎の治療薬「デュピクセント 」について





2018年にデュピクセントが登場して以来、重症アトピー性皮膚炎の治療が劇的に変化しました✨
当院でも、中等症・重症アトピー性皮膚炎の治療にデュピクセントを使用し、多くの患者さまの皮疹が改善しています❗️
その効果も安全性も高く、良い薬剤であると実感しています。



これまでは、15歳以上の患者さまにしか投与できなかったのですが、
2023年9月から、
生後6ヶ月から14歳の患者さまにも適応が拡大されました💡💡💡


あすくりでも、小児の患者さまにデュピクセントをすでに導入しております🏥




乳児期や思春期をはじめとするアトピー性皮膚炎のお子さん・ご家族は、疾患に対するお悩みを深く抱えている場合があります。

痒みが辛くて眠れず、日中に眠くなってしまう
痒くて勉強に集中できない
皮膚の赤み、かき傷が気になって人前に出られない、学校に行きづらい
そんなお悩みをお聞きすることもあります。

特に小児期には、見た目が気になり前向きに行動できないなど、皮膚の状態が心に大きな影響を与えることもあります。

また、乳児期の皮膚バリア機能低下により経皮感作を起こし、食物アレルギーを発症するケースもあります。




アトピー性皮膚炎を引き起こす主役は、Th2というリンパ球です。

このTh2リンパ球から分泌されるIL-4、IL-13、IL-5、IL-31などのサイトカイン(免疫細胞から分泌され細胞間の情報伝達を担うタンパク質)が皮膚のバリア機能の低下や炎症の促進を引き起こし、アトピー性皮膚炎の病態を作っていると言われています。



デュピクセント とは

 

2018年に「既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎」に対して15歳以上の患者さまに保険適応となった注射薬です。

炎症を引き起こす物質「IL-4」と「IL-13」によるシグナル伝達を阻害してType2炎症反応を抑制する生物学的製剤です。

成人では、
投与開始4ヶ月後に
約80%の方が皮疹の5割改善、
約70%の方が皮疹の7割改善、
約40%の方が皮疹の9割改善しているといわれています。





皮膚症状を数値化した「EASIスコア」が4ヶ月後に75%以上改善した場合をEASI -75と言いますが、

①成人では、69%がEASI-75を達成し、かゆみは56%減り

②小児では、43%がEASI -75を達成し、かゆみが40%減った、というデータがあります。






これまで、どんなに外用治療を頑張っても変化のなかった皮疹や痒みが、こんなにも改善するというのはすごいことです‼️



小児の場合、投与の頻度と投与量は、年齢と体重によって違います。
体重により、
300mg投与か200mg投与か、
1ヶ月ごと注射か、2週間ごとか
初回に1本打つか、2本打つか、変わります。




そのため、これまでの300mgペン型に加え、200mgのシリンジ型が追加されました。




通院しながら注射を受けていただくことも可能ですし、
保護者の方(可能ならお子さん自身)がご自宅で自己注射できるように指導することもできます。


ただし、誰でも投与可能というわけではありません。
既存の治療で効果が不十分であり、
EASIスコアという皮疹のスコアが一定数値以上の中等症・重症の方にのみ適応です。
また、外用治療も必ず継続していただきます。



皮疹が改善することで、QOL(生活の質)が向上します。
長年、かゆみ・赤みに悩んでいらっしゃた皆さまに笑顔と希望が届けられる治療だと日々感じております✨✨✨

難治性の重症アトピー性皮膚炎にお悩みの方はぜひご相談くださいね🏥






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今回いただいたお弁当🍱
お肉いっぱいで美味しかったです😋




お腹いっぱいになった後は、毎月の業務改善点について、ミーティングでしっかり話し合いました。
患者さまアンケートでいただくご意見なども参考になりますので、受付のご意見箱に皆様のご意見をお寄せくださいね😊




ミーティングの後は、2月誕生日スタッフのお誕生日会🎁



Happy Birthday❣️

今回のケーキはこちら



私はくじで6番
さつまいものモンブランをいただきました🍠